なんだ・・・またレオタックスKか・・・と、言わずに見てください。この個体はジャンク極まりない状態でした。しかし分解して各部を見ればかなりの美品。もちろん動かない状態でした。そこで自分の技を全て駆使して・・・どれだけライカに近づく事が可能か？挑戦しました。まずは以前から思っていた意味不明の燐青銅製の金具、シャッター幕を定位置に収める為の変な抵抗を産む金具を取り去り、シャッター幕長さの再考、後幕のリボン位置の僅かな遊びの追加等を経てレオタックスは遂に当時果たせなかったライカの感触を得る事になりました。この先私が販売するレオタックスはこの感触が標準となります。レオタックスのK、F、Tは巻き初めに妙な抵抗が有り、感触を損ねています。そしてシャッター幕のバウンドを極度に恐れています。バウンドはライカでは500分の１まではブレーキ無しでも問題なく作動しています。現代の薄くて軽い幕ならば全く問題無しと判断しました。ファインダーに落としきれないカビ跡有ります。この品物に関しては返品を受け付けます。私の名刺を同梱します。細かい事が気になる方、コレクター、スルーしてください。