南房総館山の田舎で獣害対策で捕獲され、食用として食べられた後のアライグマの頭骨です。【獣害対策では、農作物被害を及ぼす獣を捕獲して駆除しています。昨年までで一番駆除の数多かったのは2019年度の1025頭、今年度(2020～2021.3月)は2000頭～2500頭になるといわれており、駆除された獣のほとんどはそのまま埋められ処理されていたり、ごく一部が食肉として利用されますが、処理された後の骨は全て棄てられています。】このお話を聞いて、大昔に骨もすべてに利用価値があり道具や装飾品に加工されていた過去があるように、現代に生きる我々も、余すところなく命の全てを生活の糧として利用することが大事だと考えるようになりました。研究用として売られている頭骨は多くあるものの、それを染める藍染頭骨はほぼ無いこと。獣害対策に染め師として関わることで、駆除された命に新たな価値が生まれると考えています。個体の生きた記録として残したい、獣害対策の新たなアプローチを開拓したい！そんな思いから、藍染め×頭骨=獣骨アートとして新たな形を提案します。同じ個体は2つと無い貴重な頭骨です。コレクションにはもちろん店舗のインテリアとしてももおすすめです。※売り上げの一部は、簡単に骨を綺麗にできる劇薬を使うことなく、環境負荷を限りなく抑えた特別な方法で手間暇かけて綺麗に前処理をしていただいている猟師さんの収入も含まれています。サイズ：縦14ｃｍ　横8.5ｃｍ　高さ5.5ｃｍ